賢い太陽光発電の選び方

賢く選んで上手に使いましょう!

日陰の影響について考える

太陽光発電のシステムに悪影響を及ぼすものは、決して曇りや雨などの天候だけではありません。
実は、建物や電柱のなどの影も、太陽光の発電にかなりの悪影響をもたらしてしまうのです。
しかも厄介なことに、太陽光発電の発電量の低下は、ソーラーパネルにかかった建物や電柱などの影の面積と必ずしも比例していないのです。
例えわずか数%の面積に影がかかっただけでも、その部分が電気の流れを妨げる抵抗のような役割をしてしまい、太陽光発電システム全体の発電効率を下げてしまいます。
このような、ソーラーパネルにかかってしまう影の影響を少しでも減らすために、ソーラーパネルには影の部分をよけて発電した電気を送電することができるバイパスダイオードが取り付けられているのが一般的です。
しかし、影の面積が大きいと、ソーラーパネルの丸々1系統分が発電ができない状態になってしまうケースも発生します。
このような場合は、影がかかっていてもうまく発電できるようにソーラーパネルの配列を工夫する必要があります。
ソーラーパネルの配列を工夫するには、まず、1年を通して自分の家の屋根にどのような形の影がかかっているのかじっくりと観察することが重要です。
同じ建物の屋根であっても、季節によって建物や電柱の影がかかってくる場合と、そうでない場合があります。
四季がある日本では、夏至、秋分の日、春分の日、冬至と、春夏秋冬で日当たりが大きく変わります。
例えば夏至の場合は、1日で最も日が長く、かつ太陽も高い位置にあるため、建物や電柱の影は短くなる傾向にありますが、逆に冬至の場合は、1日で最も気が短く、かつ太陽の位置も低いため、建物や電柱の影も長くなる傾向にあります。
したがって、夏の時は屋根に影がかからなくても、冬のときは長い影がかかってくるということも十分に考えられるわけです。
このような日当たりの要素を考えながら、一系統のパネルだけ極端に発電量が低くならないよう、バランスよくソーラーパネルを配置するようにしますと、発電効率の良い太陽光発電を導入することができます。